「白岩集落」
- スタル
- 2019年9月12日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年9月13日
2018年8月18日、人生初の廃村探索は「白岩(しらいわ)集落」となった。
友人とともに秩父へ向かい、秩父在住の先輩の車に乗り換え、3人で探索を決行した。
秩父から飯能へぐるりと回り、鳥首峠登山口到着。

以前はここに鉱業施設があったそうだが、今は基礎を残すのみとなっており、ネットの複数の情報から2015年に解体されたことが推測される。


鉱業施設跡に沿って延びる登山道を歩き、山腹に一軒目のお宅を発見。白岩集落は上白岩と下白岩に分かれており、こちらは下白岩にあたるようだ

山の斜面の僅かな平地に家を建てているのが分かる。いつ崖崩れに飲み込まれても不思議ではない。

残留物も多数。

三峯神社の神札。 神様の使いとして狼(山犬)を祀っている神社である。

中を覗くと相当荒れた様子だった。


その他にも下白岩には数件の家屋があったと記憶しているが、正確な数は失念してしまった。要再訪。



苔むしたスニーカー。

横倒しになったモミジの盆栽。倒れた先で根を張る生命力に驚かされた。

これがチャンネルを「回す」テレビか。

下白岩集落を後にして上白岩集落へと向かう。


道中大きな岩が現れた。私一人で斜面を駆け上がり、岩の裏手へ進んだところで墓地を見つけた。写真を撮るのはやめた。

上白岩集落に到着。
ここに住もうと思ったら登山が日常生活の一部となる。すごい場所に住んでいたものだ…。


有名な車のおもちゃ。「 スモールバード 」というらしい。

「墜落寸前の日航123便」 1985(昭和60)年の記事。

先に進むと石垣の段上にスギが生えていた。人工林の中で、ここだけ不自然に石垣がある。元は畑だったのだろうか。

もう少し行ったところで小さな祠が見えた。どうやらここが白岩集落の最上部らしい。

帰路、鉱業施設跡を望む。白岩集落の「白岩」とは石灰岩を意味している。

初の廃村探索、見るものすべてが新鮮だった。さて、飯能側から秩父側へと戻り冠岩集落へ?
【探索を終えて】
探索から記事を書くまでに1年以上空いてしまったため、失念している部分が多かった。
追調査、再訪します。
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