「怪談」地元の神社
- スタル
- 2019年5月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2019年9月12日
ここのところ、うだるような暑さが続いています。
そこで、ちょっとヒヤッっとする怪談を紹介します。父から聞いた、地元の神社のお話です。

時は高度成長期、経済発展に伴い交通量も増えたことから、地元にバイパスを通す工事が行われました。
しかし、その工事は当時の追いつけ追い越せの世相を反映した「突貫工事」だったのかも知れません。
なんと、神社の参道を寸断し、そこを突っ切る形でバイパスが敷かれてしまったのです。

(道の反対側にポツンと取り残された鳥居)
それが神様の怒りに触れたのでしょうか。その神社の付近では怪奇現象がしばしば起こるようになったそうです。

それに悩まされた地元の人たちは、バイパスによって分断された参道のうち、拝殿側の参道の起点に大きな鳥居を建て、『ここが神社の参道の始まりですよ』としたそうです。

すると神様の怒りが収まったのか、今まで起きていた怪奇現象はめっきり少なくなったそうです。
しかし、現在でもこの付近で「血みどろの女の人」が歩いていた、などの目撃情報があり、どうやら完全な解決には至っていないようです。
…と、こんなお話です。
個人的に怪談めいたものは信用していないのですが、ここは「参道がバイパスに突っ切られる」という現状があることから信憑性が高いなと感じてしまいます。

霊感があった亡き祖父は「お寺は人の霊だけだが、神社はそれ以外の霊も集まる。だから神社のほうが怖い。」と話していたそうです。
気をつけよう。
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